製品情報

PRODUCT

QRシリーズ(リテーナー入り)
ローラーガイド・シンクモーション
静音高剛性

W:フランジ H:スクエア L:スクエア低型

高速化、低騒音、高剛性など要求される工作機械

GW – QRシリーズ
QR シリーズは四方向の高剛性と重負荷荷重を受けられます。さらにローラーのシンクモーション(SynchMotionTM Technology)機構を採用。回転時の騒音や摩擦力を抑えて、全体のなめらかさを向上させ、長寿命を実現します。QR シリーズは様々な産業で応用されており、高速、静音、高剛性のニーズに適します。

特長

  1. 四方向高負荷容量

    QR シリーズはDB構造(45°-45°)を採用し、四方向の負荷を受け、超高負荷容量を持ちます。負荷が同じ条件では、QRシリーズはボールタイプよりコンパクトで、均等に高負荷を受けられます。
    特長1

  2. 低騒音設計

    シンクモーションで各ローラーを均等な間隔で配列し、ローラー同士の衝突音をなくし、騒音を効果的に減少。従来シリーズ比で、騒音は各スピードにおいて約3dB低下します。
    特長2

  3. 運動のスムーズさを向上

    従来のローラーガイドウェイは作動時にシンクモーションがなく、負荷側のローラーが先に運動し、無負荷側のローラーを押し出して、連鎖的往復衝突が生じ、摩擦力の変動が激しくなります。QRシリーズはシンクモーション機構により、ローラーが負荷を受ける区域に入る時の左右変動現象を防いで、ローラーを均等に配列してスムーズに循環します。ローラー同士の衝突がなくなり、一定の走行運動を保持できるため、摩擦抵抗の変動幅が減少します。
    特長3

  4. 四方向超高剛性

    QRシリーズは特許取得のシンクモーション(SynchMotionTM)機構を採用し、高性能を実現。ローラとレール、ブロックとがそれぞれ線接触方式で、高負荷を受けても変形は微量です。これにより剛性値は大幅に向上し、高速回転時に高精度を維持することができます。下図はQRシリーズとHGシリーズの剛性比較図です。
    特長4

  5. 耐久テスト

    特長5
    特長6

構造

構造

  • 回転循環システム:ブロック、レール、エンドキャップ、循環システム、シンクモーション、ローラー
  • 潤滑:グリースニップル、配管継手
  • 防塵:エンドシール、ボトムシール、レールキャップ、ダブルシール、金属スクレーパー

サイズ展開

QRシリーズ 高剛性・静音・シンクモーション(リテーナー入り)

 
形状荷重型番151720212527303545505565
スクエア重荷重QRH-CA
スクエア超重荷重QRH-HA
スクエア低床重荷重QRL-CA
スクエア低床超重荷重QRL-HA
フランジ重荷重QRW-CC
フランジ超重荷重QRW-HC

カタログ・リーフレット

技術サポート

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