
 リニアガイドウェイ
「HIWINリニアガイドウェイ」とは、ボールの転がりを利用して直線運動を行うもので、レールとブロックの間に循環式ボールを用いることにより、直線運動を可能にします。
従来のスライドに比べて、直動ガイドの摩擦係数は僅か50分の1になります。 循環式ボールはレールとブロックの間に挟まれているため上下方向と左右方向の両方の負荷を受けることが出来ます。
これらの特長を備えた直動ガイドをボールねじと組み合わせると多くの機械の精度と効率を引き上げることが可能となります。
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負荷プレートが直動ガイドにより駆動されると、負荷プレートとベッドとの間の摩擦接触は転がり接触となり、摩擦係数は従来の50分の1程度に軽減されます。動摩擦係数と静摩擦係数との差も小さくなり、テーブル移動時のずれも解消されやすいです。


従来のスライドでは潤滑油膜の逆流により精度に誤差が生じ、潤滑不足による接触面の磨耗も起こり、精度誤差が増大します。これに対して、転がり接触では摩擦が少なくて済み、機械の寿命を延長し、精度を維持することが出来ます。


直動ガイドは摩擦係数が小さく、負荷テーブルの移動に僅かな駆動力で十分です。特に往復運動の場合顕著に表れ、電力の節減が計れます。また、高速運動も可能にします。


直動ガイドは等方向設計ですので上下、左右いずれの方向の荷重でも取り扱うことが出来ます。従来のリニアスライドでは接触面に平行な方向のごく僅かな荷重しか扱うことが出来ず、また、これらの荷重を受けると精度が低下していく傾向にありました。


直動ガイドは取り付けが簡単で、機械仕上げ面を研削、またはフライス加工してから取り付け手順に従ってボルトを規定トルクまで締め付ければ、直線運動を手に入れることが出来ますが、旧式のスライドでは軌道のきさげ仕上に多くの時間を必要とし、精度誤差が生じた場合には表面を再度きさげ加工しなければなりません。これに対し直動ガイドは互換性があります。


従来のスライド式ガイドシステムでは、潤滑不足により接触面が磨耗するだけでなく、適当な潤滑箇所を見つけなければなりません。その為、接触面に十分な潤滑油を供給することが困難な場合もあります。直動ガイドではブロックのグリースニップルを通して潤滑油を供給でき、さらに配管継手に潤滑油配管することにより集中給油方式のシステムにすることも可能です。 |